汽水域 Ki-sui-iki

ローカルとオルタナティブ 浸透し混じり合うところに生まれる生態系

ぶらり釜めしの峠を越えて軽井沢に行ってきた

ふと思い立って、峠の釜めしを食べに行くことに。ついでに、釜めしの峠を越えて軽井沢に行きました。

 

ちょうど、軽井沢ではカルトな人気が出てきた冬のスポーツ、カーリングの日本選手権がやってるぞ。しかし、当日券はすでに売り切れ。まあ、でもこんなついででもないと軽井沢なんか行かないし、バブルでもなし。とりあえず、行きました。

 

ところが、峠越えの鉄道、廃線になってるじゃん。大丈夫か!?

 

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【おんな城主直虎】(5)次郎と瀬名、少女漫画をこじらせる

第5回「亀之丞帰る」は、いよいよ主演の柴咲コウが本格登場。

 

天文23年(1554年)、次郎法師は民に愛される僧侶として成長していた。

 

今川の権力を背景に井伊家の主導権を握る小野和泉守は、息子・政次と重臣・奥山家の娘を縁組し、二人の間に生まれた子を次代の井伊家当主とすることを提案。しかし、直後に和泉守は急死する。

 

その後、井伊家は信濃に亡命していた亀之丞を呼び戻す。政治情勢の変化により、政次の縁談は破談となる。そして、次郎法師は亀之丞への恋心と僧侶として立場の狭間で悩むことになる。

 

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アーティスト・トーク 市原えつこ @ICC

市原えつこさんのアーティスト・トークが、1月29日東京・初台のICCNTTインターコミュニケーション・センター)でありました。市原さんは、ICCの「オープン・スペース2016 メディアコンシャス」に「デジタル・シャーマニズム——日本の弔いと祝祭」を出展しています。

 

ゲストは、なかのひとよさん。司会はICCの畠中実さんです。

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【おんな城主直虎】(4)若き日のご隠居はカリスマだったか

第4回「女子にこそあれ次郎法師」は、直虎少女編の最終回。

 

出家したら亀之丞と結婚できないことに今さら気づき、やる気をなくすおとわ。しかし、井伊家の本領安堵のためと説得され、しぶしぶ出家をする。

 

おとわは、南渓和尚により得度を受け、井伊家の惣領名「次郎」から次郎法師と名乗る。

 

空腹に堪えかね寺から逃げ出す次郎法師。托鉢に行っても作法を知らず、うまくいかない。

 

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古事記・再発見 三浦佑之

古代文学、伝承文学の研究者で、古事記に関する著作も多数ある千葉大学名誉教授、三浦佑之。直木賞作家・三浦しおんの父といった方が通りがいいかもしれません。

 

本作では、アマテラス(天照大神)、カムムスヒ(神産巣日神)、オホナムヂ(大穴牟遅神大国主命)など古事記の登場人物(厳密には神さま)にフォーカスをあてながら、古事記の裏側にある神話の元像と古代社会の姿を解きほぐしていきます。

 

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