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汽水域 Ki-sui-iki

ローカルとオルタナティブ 浸透し混じり合うところに生まれる生態系

有名なネズミがいる夢と魔法の国 ミズキーランドへようこそ

有名なネズミがいるテーマパーク、それはミズキーランド。

 

夢と魔法の国、それはミズキーランド。

 

リピーターが続出、それはミズキーランド。

 

まるでひとつの街のよう、それはミズキーランド。

 

数々のファンタジーを生み出した天才の意思を継いでつくられた、それはミズキーランド。

 

ミズキーランドがあるのは浦安ではなく、鳥取県境港市。またの名を水木しげるロードといいます。

 

 

裏声のネズミがいるあのテーマパークが、ひどい混雑にも関わらず強気の値上げを毎年繰り返しているのに対し、ミズキーランドは入場だけなら無料。そして、ディズニーにあるものは、たいていミズキーにもあります。さらに、年々、妖怪的に増殖していっているのです。

 

しかも、コスパも2DAYならば、ほぼ互角です。

 

それでは、東京ディズニーランドに勝るとも劣らないミズキーランドの魅力を見て行きましょう。

 

水木しげるロードは生きているテーマパーク

ミズキーランドこと水木しげるロードは、JR境港駅から水木しげる記念館までの約800mの商店街のこと。『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』を生み出した漫画家・水木しげるの故郷であることから1989年に整備されました。もとは寂れたシャッター商店街だったのが、現在では年間数百万人が訪れる観光地になっています。

 

水木しげる記念館の入場は有料ですが、ロードの方は単なる商店街なので当然、入場は無料になります。

 

沿道には百体以上の妖怪のブロンズ像が並んでいます。ただ、それだけならどこにでもある町おこし事業。

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しかし、水木しげるロードは水木プロとの提携でキャラクターグッズの製造・販売が優遇された「特区」となっており、ここでしか売ってないオリジナルの妖怪グッズを販売しています。そのこともあって、関連施設や店舗などがどんどん増殖していく生きたテーマパークと化しているのです。

 

ディズニーにあるものはミズキーにもある

ミズキーの銅像がお出迎え

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これは東京ディズニーランドで見るのとだいたい同じですね。ウォルト・ディズニーかシゲル・ミズキーかは大した違いではありません、たぶん。

 

有名なネズミがいる

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世代を超えて誰もが知っているキャラクター、ビビビのねずみ男ですよ。ミッキーに負けず劣らずの愛されキャラなので、触られまくってテカテカになっています。

 

キャラクターが動く

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銅像だけではありません。妖怪がちゃんとパーク内を歩いています。砂かけ婆の他に、ねずみ男鬼太郎などがいます。子どもは怖くて泣きます。

 

郵便局がある

テーマパークの中に郵便局があるのは当たり前です。もちろん、消印も特別です。

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さらに交番まであるのがミズキーのクオリティ。

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ミズキーシーもあるぞ

境港は日本海側有数の漁港。当然、本物の海があります。

 

そして、鉄道駅に隣接して鬼太郎フェリー(隠岐汽船)の乗り場もあるので、船に乗って島に渡ることもできます。ただし、島(隠岐の島)は80キロくらい離れているので、その日のうちに帰ってくるのは、ちょっと無理。覚悟が必要です。

 

リゾートライン的なものもある

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JR米子駅の0番線(霊番線)から鬼太郎列車に乗って、境港駅まで行くことができます。沿線の駅はすべて妖怪の名前が付いています。

 

途中で市境をまたぎ、空港もあり、通学の高校生も乗ってくるなど、ディズニーリゾートラインとはスケールの大きさが桁違いです。

 

隠れミッキー的なものもある

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ディズニーには無いものがある

ここからは、ミズキーにしかないものを紹介していきます。

 

河童の泉がある

これは宝くじの収益金でつくられています。人間の欲が妖怪の住処に変わるのです。

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妖怪神社もある

目玉が回転します。

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電器屋がフィギュアを作っている

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これがミズキーランド最大の魅力。昔から商店街にあるお店が、副業的にオリジナルの鬼太郎グッズを作って販売しています。今となってはどっちが本業でどっちが副業だか分からないけど。

 

お酒を造っている

水木しげるロードには千代むすび酒造があります。ディズニーシーではお酒が飲めますが、ミズキーでは造っています。もちろん、飲むことができます。

 

海鮮丼が美味い

さっきも言ったように境港は漁港なので、海の幸が新鮮で安いです。冬はカニがおすすめです。

 

他にも謎がたくさん

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これはJR米子駅から見える風景。妖怪とは関係無さそうだけど、とにかく謎です。 

 

コスパも互角

それでは、いくらお金がかかるのかディズニーとミズキーを比較してみましょう。

 

品川出発で2dayの場合の交通費、宿泊費、入場料を計算してみました。これ以外に、食事代、おやつ代、お土産代などがかかります。

 

ディズニーの場合

品川出発-舞浜(JR) 310円

舞浜-東京ディズニーランド(ディズニーリゾートライン)260円

東京ディズニーランド(2dayパス)13200円

東京ディズニーランド-ベイサイドステーション(ディズニーリゾートライン) 260円

公式ホテルに宿泊 15000円

ベイサイドステーション-東京ディズニーランド(ディズニーリゾートライン) 260円

東京ディズニーランド(2dayパス)

東京ディズニーランド-舞浜(ディズニーリゾートライン)260円

舞浜-品川着(JR) 310円

合計:29860円+α

 

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ねずみ男駅ことJR米子駅。霊番線から鬼太郎列車が出発。)

 

ミズキーの場合

品川出発-米子駅(高速バス) 11500円

米子駅境港駅鬼太郎列車) 320円

水木しげるロード 0円

境港-美保関(路線バス) 400円

美保神社周辺のホテル泊 6500円

美保関-境港(路線バス) 400円

水木しげるロード

境港駅米子駅鬼太郎列車) 320円

米子駅-品川着(高速バス) 11500円

合計:30940円+α

 

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(ちなみに、美保神社出雲大社と対をなすとも言われる格式の高い神社です。青柴垣神事や諸手船神事など神話にちなんだ古いお祭りが残っています。一日妖怪に浸かった後は、こういう神秘的な雰囲気のところで夜を過ごしたいものです。)

 

このように、かかるお金もほぼ互角。コンテンツ的には圧倒的にミズキーですね。

 

妖怪が息づく街、水木しげるロードへ、ぜひどうぞ。