ぶらり釜めしの峠を越えて軽井沢に行ってきた
ふと思い立って、峠の釜めしを食べに行くことに。ついでに、釜めしの峠を越えて軽井沢に行きました。
ちょうど、軽井沢ではカルトな人気が出てきた冬のスポーツ、カーリングの日本選手権がやってるぞ。しかし、当日券はすでに売り切れ。まあ、でもこんなついででもないと軽井沢なんか行かないし、バブルでもなし。とりあえず、行きました。
ところが、峠越えの鉄道、廃線になってるじゃん。大丈夫か!?
湘南新宿ラインの特別快速で群馬へ
そんなわけで、いきなり新宿駅。東京からだと、北陸新幹線で高崎まで行くのが早いので、東京駅に行くか、大宮から乗るか。
というのが正しいらしいですが、たまたま乗った湘南新宿ラインが特別快速。高崎までは2時間弱。新幹線でも、30分早いらしいので、このまま乗っていくことにしました。乗換えも面倒だしね。
高崎駅に着きました。信越線に乗換えて、釜めしの駅・横川へ向かいます。乗換え時間は20分。
と思ったら、高崎でも釜めし売ってるぞ!
釜めしの峠
しかし、初心を貫き、横川へ。
ドアは手で開けるタイプ。ボタンじゃなくて、引き戸を手で開ける。
来ました横川。
信越線はここが終点で、この先の碓氷峠越えの線路は廃線でもうありません。長野新幹線が開通したときに、並行在来線を廃線にしたんでしょうかね。全国的には第3セクターに移管するケースが多いですが、ここは完全に廃線。
ちなみに、「信越線」というのに信(長野県)も越(新潟県)もなく、群馬県内で完結しています。
本場の釜めしスタンドを発見。「峠の釜めし」1000円。陶器の器に入っており、漬け物もついて、なんとなくですが、コスパ悪くない印象です。
こちらは、横川駅の駅舎。「関東の駅百選」に認定されているとのこと。
ここから、群馬・長野県境の碓氷峠を越えて軽井沢へ行くには、JRバスしかないそうです。待ち時間は約1時間。
横川駅周辺には、あんまりお店や見所がありません。しかも、雨が降っているので、遠くまで歩きたくない。
バス停の少し先に、「碓氷峠鉄道文化むら」を発見。いきなり、SLが走り出しました。
どうやら、構内でミニSLに乗車したり、本物の電車の運転体験ができるテーマパークのようです。ついでに、廃線になった信越線の線路にトロッコ列車が走っており、近くの温泉まで行けるとか。
しかし、時間の余り方が中途半端なので、入場断念。
他にも、「峠の釜めし」の「おぎのや」の資料館があります。
軽井沢は雪だった
いよいよバスで峠を越えます。
山の上はさすがに積雪。雪もちらちら降っています。
と思ったら、山の下に降りても雪だった。
ここが軽井沢。新幹線も止まるので、普通は東京からここまで新幹線です。
春節(旧正月)の休みにかかってることもあってか、中国人の観光客が多いです。
そして、謎のガチャ。
しなの鉄道は、長野新幹線開業で廃線になった旧信越本線の後継第3セクターのようです。
観光列車「ろくもん」。真田幸村ゆかりの上田市を通ることにちなんでの命名でしょう。しかし、これには乗りません。
すごい雪。そして、ドアはやはり手動で引き戸を開ける方式。ボタンじゃなくて、完全に手動。
カーリング場ってどんなとこ?
来ました、中軽井沢。
『カルテット』のロケ地です。
さて、ここからカーリング会場の風越公園までだらだら歩いて行きます。徒歩およそ50分の無謀な行程。できれば、タクシーを使いましょう。本数は少ないものの循環バスもあります。
さすが高級別荘地、おしゃれな家が並んでいます。しかし、人が住んでいるかは謎。もともと軽井沢は避暑地なので、冬は人が少ないかもしれません。地元の人はどのへんに住んでいるのかなあ、というのはちょっと気になります。
野村不動産の分譲別荘地を抜けたあたりに見えてきました。トカゲかと思ったら、カーリングのシルエット。
長野オリンピックのカーリング会場となったアイスアリーナです。しかし、今回の会場は道路の反対側に新設されたカーリング場。
こちらの軽井沢アイスパークです。
説明が雑な看板。
豪華賞品。
カーリング記念館。
ここからちょっとのぞき見ができます。
会場自体はそれほど大きくなく、町営、区営の体育館くらいの規模です。選手の控え室のエリアはきちんと隔離してありましたが、地元の中部電力の選手はそこらへんをほっつき歩いていました。
最初から分かっていたとおり、当日券は売り切れなので、そのまま、新幹線で帰ります。
画質は悪いですが、軽井沢の駅前すぐでナイタースキーができるのですね。