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汽水域 Ki-sui-iki

ローカルとオルタナティブ 浸透し混じり合うところに生まれる生態系

【松江】雨粒御伝を巡ってきたよ

山陰地方といえば、曇り空。雨が多く、暗くじめじめしたイメージがありますよね。なんといっても「山“陰”」というぐらいですから。

 

とはいえ、「恵みの雨」という言葉があるように、雨は生命に力を与えます。本当は無くてはならない大切なものです。

 

松江には、雨を力の源にしているパワースポットがあります。それが、雨粒御伝です。

 

 

雨粒御伝ってなに?

雨粒御伝は松江城周辺にある8体の石像のこと。雨粒型の頭をしたお地蔵様のような形をしています。そして、一体ずつ司るパワーが異なります。

 

先に種明かしをしてしまうと、そんなに由緒のあるものではありません。雨の多い梅雨時でも観光を楽しんでもらえるようにと、2013年に設置されました。

 

「なんだ、御利益ないじゃん」

 

と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

 

ポイントは設置場所の妙。8体をぐるっとまわると、水の都・松江のフォトジェニックなスポットを巡れるようにできています。しかも、ちょうどギリギリ歩けるくらいの距離。観光のついでにもまわれますし、まわりながら観光名所に立ち寄ることもできます。

 

「だまされたと思って」というやつは、たいていだます気満々ですが、今回だけはだまされていいです。

 

で、御利益については特にフォローをしていませんが、まあ、信じる者は救われます。

 

雨粒御伝を巡ってみよう

雨粒御伝のある場所は、「大手前ゾーン」、「城山西ゾーン」、「京橋川ゾーン」に分かれます。どれも、昔、松江城の堀だった堀川に沿っていて、水の豊かな場所です。そして、堀川遊覧船のコースにもなっています。

 

まずはベーシックな大手前ゾーン

それは、まず松江城の正面玄関にあたる大手前ゾーンから見ていきましょう。

 

雨粒和伝

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大手門のすぐ近く、堀川遊覧船乗り場の横に掘を背にして立っています。

雨粒和伝のパワーは「和」。心を鎮め、穏やかに寛大な心と調和をもたらします。

なお、後ろの看板には、雨粒御伝のパワーを頂くための作法が書いてあります。これは、8体すべて異なります。

 

雨粒利伝

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堀に沿って北向き(反時計回り)に歩いて行くと、右手に見えるのが「松江歴史館」。家老の屋敷を模したつくりをしており、資料館と無料休憩所を兼ねています。

ここの庭にいるのが、雨粒利伝。仕事、金運を高め、成功に導きます。

心を司る雨粒御伝の中では、ちょっと珍しいタイプです。

 

裏に回るのが通です 城山西ゾーン

ここから堀の周りをさらに反時計回りに歩いて行きます。木造の橋を渡ると塩見縄手。武家屋敷や小泉八雲旧居などがあり、江戸時代の町並みが再現されているエリアです。

実は、お城の北側を通って裏手に回るルートが観光を楽しむポイントになっています。雨粒御伝目当てに歩いてみましょう。

 

雨粒信伝

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小泉八雲旧居の向かい側、「松江ごころ」というお土産物屋さんの前にいるのが、雨粒信伝。

 

頭に数珠のようなものを巻いているのが特徴。根気強さを養い、信念を貫きます。

 

雨粒友伝

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交差点を左折してすぐ、右手に見える「手づくり雑貨ちろり」の前にいるのが、雨粒友伝です。信頼、自信を与え、人間関係を円滑にします。

 

雨粒笑伝

ここでいったん、道を戻りましょう。さっき、左折した信号のところを左へ向かいます。(つまり、塩見縄手から左折せず直進した方向です。)

 

「神代そば」を越えると左右が高校のグラウンドになり、もはや観光地でもなんでもない雰囲気になってきますが、気にせず進みます。

 

すると、左手に「松江堀川・地ビール館」が見えてきます。地ビール館のところをずっと奥まで進むと、堀川遊覧船の乗り場があり、その前が広場になっています。

 

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ここにあるのが、雨粒笑伝。怒りや悲しみを取り除き、前向きに物事を捉える力があります。

 

なぜか大量の埴輪に囲まれています。

 

女子力アップなら京橋川ゾーン

さて、ここから松江城の南側に一気に移動します。遊覧船に乗ってもよし、堀の内側の公園を歩いてもよし、とにかく移動します。

 

ちょっと、観光地から離れていますが、川沿いの美しい町並みがあり、実はフォトジェニックなエリア。そして、女子力に直結する雨粒御伝が揃っています。

 

雨粒美伝

さて、移動しました。場所は大手前からまっすぐ南へ行ったところ。幸橋北詰の「タウンプラザしまね」の横にある広場です。

 

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ここに川に背にして立っているのが、雨粒美伝。心身を癒して浄化させ、美と健康をもたらします。手にした蓮の葉っぱが浄化を司るのでしょうか。

 

雨粒愛伝

そこから、京橋川を右手に見ながら東へ。(松江城方面から来たなら、左折です。)

 

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左手に見えてくるのが「カラコロ工房」。ここの中庭広場入り口前にいるのが、雨粒愛伝です。

 

結婚恋愛成就、縁を運ぶとされます。

 

雨粒澄伝

さて、ラストは少し分かりにくいです。

 

カラコロ工房の先、二つ目の橋で京橋川を渡ります。橋の右手が堀川遊覧船の乗船場になっています。

 

ここをまっすぐ進むと松江大橋。大橋川に最初に架かった、江戸時代からある由緒ある橋です。

 

橋を渡らず、左へ行くと、左手に大橋館という旅館があります。ここの前にいるのが、雨粒澄伝。感性を研ぎ澄ませ、集中力を高める力があります。

 

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雨粒御伝の場所はこちらの地図からも確認できます。

http://www.kankou-matsue.jp/enishizuku/map/

御伝巡りの道順にも、そっこから外れたところにも、縁結びや幸せを呼び込むスポットがたくさんあるので探してみてください。