汽水域 Ki-sui-iki

ローカルとオルタナティブ 浸透し混じり合うところに生まれる生態系

【おんな城主直虎】(3)おとわ、あたまから血が出る

第3回「おとわ危機一髪」は、引き続き子役パート。

 

今川の命による小野の鶴丸との婚約を回避しようと、おとわは出家をしようとする。しかし、その行動が今川の知れるところとなり、今川の屋形のある駿府へ人質として出向くよう命じられる。

 

おとわが駿府に赴くと同時に、南渓和尚は出家を条件に人質を回避しようと今川家中への工作に奔走する。今川の軍師・太原雪斎や、直平の娘で井伊から今川の人質となった佐名へ働きかけるが、工作は難航。おとわは、佐名の不遇な境遇を知る。

 

一方、井伊谷では小野を牽制しようと、直平が鶴丸をさらって人質に取る暴挙に出る。

 

今川の御曹司・龍王丸との蹴鞠の勝負に勝てば、何でも褒美がもらえると聞いたおとわは、龍王丸に挑戦し何度も敗れた後、奇跡的に勝利。

 

雪斎や今川の当主・義元の母・寿桂尼の取りなしもあり、人質回避を勝ち取って井伊谷に帰還する。

 

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【松江】雨粒御伝を巡ってきたよ

山陰地方といえば、曇り空。雨が多く、暗くじめじめしたイメージがありますよね。なんといっても「山“陰”」というぐらいですから。

 

とはいえ、「恵みの雨」という言葉があるように、雨は生命に力を与えます。本当は無くてはならない大切なものです。

 

松江には、雨を力の源にしているパワースポットがあります。それが、雨粒御伝です。

 

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君は紅白歌合戦の勝敗を真剣に考えたことがあるか

紅白歌合戦は毎年、批判の的になる。

 

一家団欒でひとつのテレビを囲む時代は終わり、旬の歌手が紅白に出演しなくなって久しい。そもそも、音楽嗜好の多様化と音楽ソフト販売の低迷などにより、「今年を代表する旬の歌手」が誰なのかすら分からなくなっている。

 

ずっと前から「紅白はオワコンだ」と言われているが、これだけ批判が集まるということは「実はみんな見てる」ことの裏返しだ。もちろん、見なくても批判に参加できてしまうのが現代社会の特徴だが、いずれにしても「気になってしまう」ことには変わりない。

 

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【おんな城主直虎】(2)この狂った世界を明るく生きる

第2回「崖っぷちの姫」は、初回に続き導入部となる子役パート。

 

今川に追われる亀之丞は、井伊谷を逃れる。おとわは亀の衣装を着て、追手を欺く。

 

今川は井伊の家老にあたる小野和泉守を新しい目付に任じ、小野の息子、鶴丸をおとわの婿として井伊家を継がせるように求める。井伊家中に不信と混乱が広がる。

 

大人たちの思惑とは別に、「必ず戻る」という亀との約束を守ろうと思案を重ねたおとわが取った行動は出奔。そして、おとわはあばら屋の男と出会う。

 

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「大ナゴヤ」と自分で言っちゃう名古屋人の神経が理解できない

日本一魅力の無い街に輝いた名古屋。

 

全国主要8都市(他は札幌、東京、横浜、京都、大阪、神戸、福岡)が対象の「都市ブランド・イメージ調査」で、「訪問意向」はダントツの最下位、「最も魅力的な都市」最下位、「最も魅力に欠ける都市」1位の3冠王を達成した。聞き方を変えたり指標値を変えたりしても、名古屋の最下位は動かないであろうことは容易に想像がつく。しかも、この調査は名古屋市が行ったものだというから、泣くにも泣けない。

 

なぜ、名古屋には魅力が無いのだろうか。考えてみた。

 

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